医院名 |
---|
医療法人社団大航会 オサムラ訪問看護ステーション |
理事長 |
長村 航 |
住所 |
〒179-0074 東京都練馬区春日町2-7-1 |
電話番号 |
03-3998-7666 |
オサムラ訪問看護ステーション 高齢者虐待(ハラスメント)防止の指針
オサムラ訪問看護ステーションの人員、設備及び運営に関する基準省令に基づく虐待の防止のための指針を、以下のように定める。
虐待の防止に関する基本的な考え方
高齢者に対する虐待は、高齢者の尊厳を脅かす深刻な事態であり、「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」(高齢者防止法)に示す通り、その防止に努めることは極めて重要と考えます。
当事業所では、同法の趣旨を踏まえ、また介護保険法が掲げる「尊厳の保持と自立支援」という目的を達成し、当事業所が掲げる理念「地域に愛され信頼されるステーションを目指します」を実現させるため、虐待の未然防止、早期発見・迅速かつ適切な対応等に努めるとともに、虐待が発生した場合には適正に対応し再発防止策を講じます。そのための具体的な組織体制、取組内容等について、本指針に定めるとともに、運営規定16条に明示します。
以下に、当ステーションの高齢者虐待(ハラスメント)防止の指針を抜粋したものを掲示します。
1. 高齢者虐待(ハラスメント)防止委員会
1) 役割
虐待の虐待の防止のための対策を検討する委員会(以下、虐待防止検討委員会)は、高齢者虐待(ハラスメント)①未然防止(発生の防止)、②悪化防止(早期発見・迅速かつ適切な対応)、③再発防止の3点の対策を図る役割がある。なお、虐待には、職員によるものに加えて、養護者による虐待や、セルフ・ネグレスト等の権利擁護を要する状況も含むものとする。
2) 委員会組織と担当者
専任担当者:オサムラ訪問看護ステーション所長(虐待等に関する相談・報告窓口を兼ねる)、 構成メンバー:所長、看護師1名(研修係担当者)、事務職員1名(火曜日勤務者)、他に、虐待に関する事項が生じた場合の相談専門家として、オサムラクリニック医師をおく。
3) 委員会の開催について
年2回、開催する。 開催における事前準備:訪問看護業務者;カンファレンスで虐待に関する事項がないか確認する時間をもつ。 事務事務業務者;事務職員間で虐待に関する事項がないか確認する時間をもつ。職員間;年1回及び必要時実施の所長面談時、虐待に関する事項がないか確認する。
委員会での検討事項(令和3年度介護報酬改定・基準省令改正に伴う解釈通知内容)
イ 虐待防止検討委員会その他事業所内の組織に関すること、ロ 虐待の防止のための指針の整備に関すること、ハ 虐待の防止のための職員研修の内容に関すること、ニ 虐待等について、 従業員が相談・報告できる体制整備に関すること、ホ 従業員が虐待等を把握した場合に、区への通知が迅速かつ適切に行われるための方法に関すること、ヘ 虐待等が発生した場合、その発生原因等の分析から得られる再発の確実な防止策に関すること、ト 前号の再発防止策を講じた場合に、その効果についての評価に関すること
2. 研修について
1) 研修担当責任者
当ステーションの研修係看護師(高齢者虐待(ハラスメント)防止委員会メンバー)
2) 研修内容・企画・評価
毎年度計画する研修計画に沿って、年1回研修を企画し、研修を実施・評価する。終了後は研修に関する記録を研修報告として残す。なお、実際に研修を実施する担当者は、研修担当責任者が決定する。研修の企画から研修担当責任者が相談役となる。
3) 研修の内容
虐待等の防止をはかる意義、 防止のための取り組みを行うべき対象、 未然防止(発生の防止)のための取り組むべき内容、 悪化防止(早期発見・迅速かつ適切な対応)のために実施すべき内容、 再発防止を含めた当該施設等の体勢・取り組みの内容・状況